はじめまして、もこです!!
S16にて目標であったレート1968、最終3桁を達成したので振り返りの意味を込めて構築記事にします。使用した基本軸に関しては他人の構築をほぼそのまま採用したので深いことは書けませんが、その軸に至った経緯や今期の取り組みを振り返ります。
使用構築
構築経緯
まず、過去の経験から自分がある程度戦える構築は対面構築しか無いな、と感じていたのでとりあえず強い対面構築を組むことから始めました。まず、使用したのは
氷テラバ襷+あまえるブエナ+剣舞雫
の並び。後の3体はいろんなポケモンを適当に試しながら使っていました。初手に様々な構築に対応できる氷テラバオオニューラで荒らし、テラスに依存しないあまえるカで起点を作り、ウーラオスの剣舞アクジェで飛ばすというコンセプトで使っていました。氷テラバ初手オオニューラがめっちゃ偉く、などの初手ポケモンを猫+氷テラバorインファorフェイタルで襷を残しながら無償突破することができ、そのような場合にはテラスの有無に関わらず、裏のでイージーに詰め切ることができました。また当然ですがフェイタルクロ―+どくしゅによる上振れ要素も強かったです。
環境中盤まではこの初手オオニューラがめっちゃ刺さり、レート1800まではめちゃくちゃ簡単に上げることができたのですが、環境が進むにつれ初手に毒ガチグマやスカーフ水ラオスを置かれることが多くなり、またゴーストパオに逆に無償突破されることも多くなり1800以降では別に通用する構築を探す必要がありました。特に襷ゴーストテラスパオに関してはレートが上がるにつれ多くなるなあと感じました。さらにこの初手オオニューラにはもう一つ致命的な問題があり、初手に対して、動きが安定しないことでした。対面構築っぽい構築に入ってるブリジュラスには頑丈読みで猫+インファ、サイクルっぽい構築に入っているブリジュラスにはインファ+インファで入ることを決めていたのですが、これがまじでハマりませんでした。全然対面っぽい構築なのに初手ブリが持久力なことが多々あり、そうなった場合はだいたいテンポを取られて負けてました。
色んな構築記事を参考にしていた際にS15最終56位のH.I.さんの
毒チョッキ+トリルダウンロード+襷
の並びがとても使用感が良く、特に初手が安定したため採用させていただきました。
以下参照元記事 *問題があれば消します
詳しいことは元の構築記事に書いてあるのですが、初手毒がホントに安定しました。環境上位のこの辺りのポケモンに対して相手の型に関係なく、決まった行動から入れることがほんとに偉かったです。弱点を突かれそうな相手とハバカミに対しては基本的にテラスを切ってとにかく倒しきることを意識しました。初手のパオジアンに対しては真空波→ブラッドムーンと技を打つようにしていました。ブラッドムーン→真空波、真空波→真空波としなかったのは、相手は襷がある+氷技で弱点を突けるのでテラスなしで氷技を選択、襷で1残ったパオジアンを真空波読みでカミ、カイリューに引いてくることがそれなりにあったからです。引かれない場合でも相手はつらら+先制技で削りに来るため真空波→ブラッドムーンが裏目になることはほぼありませんでした。に関しては個体紹介で・・・(といっても人の考えた並びそのままなので自分から言えることは使用感くらい笑)
次に対受けループや、グライママンロンゲ的な受けサイクルに強いポケモンを探しました。最初はおんみつラティオスを使っていたのですが受けループに採用されていたおんみつクレセが無理すぎること、鉢巻パオで吹き飛んでしまうことといった問題点があったので、ちょうはつ+みがわりを採用したを採用することにしました。元の構築記事にもあったk基本選出で若干重めな剣舞水ラオスに対して強そうな顔をしているのもgoodでした。
5体目としてガチグマの代わりに初手に置けて、対サイクル戦にも強いを採用しました。元々のコンセプト上初手ポケモンにはテラスを簡単に切ることができるので剣舞は不要とし、電光石火を採用し可能な限り対面性能を伸ばしました。
6体目は色々変えながらやっていましたが、の並びだと相手の初手鉢巻カイリューに逆鱗or神速を簡単に押され、そのまま押し切られることが多々あったので一貫を切るためにを採用しました。対面的な選出ができるようにブエナあまえる型としました。
個体紹介
テラスタル どく
特性 しんがん
性格 ひかえめ
努力値 244-0-4-252-4-4
技構成 ブラッドムーン だいちのちから テラバースト しんくうは
なかなか初手が安定しなかった今期を救い、3桁まで連れてってくれた神ポケ。だいたい初手でテラスを切ってブラッドムーンを撃ちました。立ち回りは元の構築記事を参照したのですが、結構細かく書いていただいて本当感謝です。とにかく1体目を倒しきる、2体目はできるだけ削ることを意識しました。ただ積まれたら全抜きされる可能性のあるポケモン(剣舞ラオス、剣舞オーガポンなど)に対しては安易に真空波を撃たず、ブラッドムーンで安パイをとりました。
テラスタル ゴースト
特性 ダウンロード
性格 ひかえめ
努力値 244-0-12-252-0-0
技構成 はかいこうせん シャドーボール れいとうビーム トリックルーム
元の構築記事では性格がれいせい+個体値29でしたが、ガチグマに上から冷凍ビームを撃ちたかったのでひかえめ+個体値31にしました。本構築のMVPは間違いなくコイツで、C上昇+トリル+破壊光線で色んな構築を破壊しました。お互い2体目枠として対面することの多いめいそうカミに対しては起点にならないようにトリルを張った後、HPが少しだけ残ったガチグマに交代→ブラッドムーンで死ぬ気で削る→ウーラオスのアクジェで突破のように対応していました。3体目に積ポケがいない、積まれても襷ウーラオスで突破できそうな時には反動を気にせず破壊光線を撃ちました。詳しくは元記事参照。
テラスタル ゴースト
特性 ふかしのこぶし
性格 いじっぱり
努力値 0-252-4-0-0-252
技構成 すいりゅうれんだ インファイト アイススピナー アクアジェット
元の構築記事ではB振りでしたがボックスに居たのが水テラスASだったので、とりあえずそれで使っていました(振り直すのがめんどくさかった)。スケショ意識のB振りとのことでしたが最終日付近に当たった後発のカイリューがだいたい飛行テラスだったのでそのままASで使っていました。かといってS振りが活きた場面も遅い炎オーガポンに対してぐらいでした。テラスは最初は火力を伸ばせる水だったのですが、鉢巻神速の一貫がやばかったのでゴーストに変更しました。が試合を決めてくれることがほとんどだったので特別活躍することは無かったポケモンでしたが、しっかり襷物理アタッカーとしての役割を果たしてくれました。
ジャローダ@たべのこし
テラスタル いわ
特性 あまのじゃく
性格 おくびょう
努力値 84-0-0-188-0-236
技構成 リーフストーム テラバースト ちょうはつ みがわり
受けループ絶対殺すマンとして採用しました。ちょうはつ+みがわり+C上昇リーフストームで理論上はハピナスにも勝てるはずなのですがコイツを採用してから受けループに一切当たらず・・・ポケモンあるあるですね。テラスはラウドボーン意識の岩です、テラバ2発で落とせます。努力値はHが4n+1、Sが最速オーガポン抜き、あまりCです。一回C上昇積めれば岩テラバで炎オーガポンを落とせるのもgood。受けサイクルに強く、相手の剣舞水ラオスの牽制になっていることもあり外せないポケモンでした。受けループと当たりたかった・・・!
オーガポン@かまどのめん
テラスタル ほのお
特性 かたやぶり/おもかげやどし
性格 いじっぱり
努力値 188-76-52-0-12-180
技構成 つたこんぼう ウッドハンマー がんせきふうじ でんこうせっか
以下の記事を参考にしました。 *問題があれば消します
【SV S13 最終19位】二極化対面スタン - 思考がビタロック
構築経緯でも書いた通り、ガチグマの代わりに初手テラス要員として出すことができ、サイクル戦にも強い枠として採用しました。性能は問題なく強いポケモンでしたが努力値や技構成等もう少し考察の余地があったかなーというポケモンでした。主にママンロンゲ系統や、ライコ入りの相手に出しました。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
テラスタル みず
特性 こだいかっせい
性格 ずぶとい
努力値 228-0-252-0-0-30
技構成 ムーンフォース あまえる いたみわけ でんじは
構築経緯にも書いた通り鉢巻カイリューに安易に逆鱗or神速を押されたくなかったのでそこに対する圧として採用しました。正直見せポケとして採用したので技構成、努力値等結構適当なのですが、残飯みがわりとのシナジーを考えて電磁波を採用しました。と同様ライコ入りに対して選出しました。
選出、立ち回り
基本選出 ++
元の構築記事ではあくびガチグマ+剣舞ラオスに対して選出が難しい(要約)と書いてあったのですが、今期はメタが回った影響かあくびガチグマと当たることがほぼ無く(剣舞ラオスは健在)、ほぼすべての構築に対して基本選出であるを出すことができました。
対ライコ入り ++or
タケルライコに対してはがテラスを切られると打点なし+めいそうで起点にされてしまうのでこの2体以外のポケモンを選出しました。だいたいライコは3体目として出てくることが多いので可能な限りガチグマorジャローダと対面させるようにしていました。
対受け+攻め系サイクル() から3体
この手の構築はでは崩せないことが多かったので、それ以外の4体で戦っていました。が、この4体があまり耐久が無いため、上から鉢巻or眼鏡の高火力で崩されることも多く相性の悪い構築でした。もう少しこの手のサイクルに強いポケモンを採用するべきだったなと反省してます。
対受けループ +適当に2体
ジャローダを採用してから受けループに一回も遭遇しなかったのが非常に残念でしたが、環境にいた(少なくとも自分が今期戦った)受けループに対してはこいつ一体で勝てるはずです。
重かったポケモン等
鉢巻ドラパルト
鉢巻テラスドラゴンアローを連打されるとPTが壊滅してまうので激重でした。ドラパルトというポケモンの型の匿名性もあり、ほんとに相手したくないポケモンでしたが環境にほぼいないので遭遇したら運が悪かったと割り切っていました。
鉢巻カイリュー
前述の通り、ハバタクカミ以外のポケモンに対して逆鱗or神速が一貫しているので初手から鉢巻逆鱗されると一気にテンポを持っていかれました。ハバタクカミを採用してからは初手から逆鱗を押されることはほとんど無かったように感じます。
さいごに
S10からガチで対戦をはじめ、S11、S15ではレート1900を達成することができました(S12~14未プレイ)。そのうえで今シーズンはレート1950以上と最終3桁を目標にプレイしていたので、それを達成できたことがなによりでした。中々安定する構築が掴めず、最終日付近にやっとしっくり来た並びも基本選出以外のポケモンが中々固まらず構築の完成度はかなり低かったと感じています。S17もいろんなポケモンを試しながら自分に合う並びを探していこうと思います。次の目標は再び1950を達成すること、いつか2000に行くために・・・。